ガボールからの伝言

全国のガボール好きが毎日チェックする噂のブログ。読むとバカになるので要注意。
“ガボールファミリー”という名のブランドコンセプト
今の時点で二つのGaboratoryが生まれてその後どうなるのかは分かりません。
このまま今まで通り二つのGaboratoryが存在し続けるということになるかもしれませんし、経営が厳しくなればどちらかに身売りするかもしれません。ただ一緒になるとしても日本はまだマリア様信仰が強いですしその洗脳が解けるまでかなり時間がかかると思います。仮に旧Gabor inc USAと一本化されるということになれば、現在の日本版Gaboratoryファンは心理的嫌悪感を感じる人もいるでしょう。


また、アメリカ版Gaboratoryも統一されたとはいえ、パスカル氏が特に何かをするということはなさそうです。ビジネスライクな方ですので、Gaboratoryの権利と名前を貸して実際の業務は従来通り旧Gabor inc USAに任せるのではないでしょうか。わざわざ持っていたGaboratoryの商標を眠らせておくのは勿体無いですからね。


さて、上記よりブランドが統一するということは権利関係も絡み非常に難しいことが分かりました。今回はそのブランドの根幹であるブランドコンセプトについて考えて見たいと思います。


シルバーブーム全盛期の生前当時からGaboratoryは“ガボールファミリー”というブランドコンセプトを前面に打ち出しブランド展開を図ってきました。ここでのファミリーと言うのはガボールを中心とした少数精鋭の職人同士の結束を意味していましたが、文字通り血縁と言う意味のファミリー(家族)の意味合いにすり替えることも出来ます。


製作者を特定せず大量生産されているクロムハーツとは異なり、全ての工程を自ら手がける職人集団であるガボールファミリーが生み出すシルバー。そこに価値を見出すからこそガボールはコアなシルバーファンの圧倒的な支持を得たのです。ガボールナギー氏というアイコンがあったので当時のGaboratoryは少なくとも今よりかは製作者の顔が見え消費者からの信頼とそれに応える製作者側の責任があったように思えます。


以前にも書いたかもしれませんが、ブランディングと言うのは時間軸をたてに一貫性と連続性を保つことで生まれます。
ここは重要なところなので繰り返し説明します。
ブランドは時間軸をたてにした一貫性と連続性が必要です。
ブランドというのはただ闇雲に広告にお金をかけたり、芸能人が着用したりして出来あがるものではありません。ブランドコンセプトを定め戦略的に時間をかけて構築していかなければならないものです。そしてブランドがブランドたるには必ずある物事をブランディング化する仕掛け人がいるものです。


権利関係で争い裁判までした現在のGaboratoryのブランドについて考えてみたいのですが、生前当時と現在とでは冒頭でお伝えしたブランドコンセプトの中身が変わっています。
そのことを説明する前に、ここでひとつ質問です。


生前当時ガボールファミリーにガボールの家族・親族は入っていたでしょうか?


詳しい方はご存知の通り入っていませんよね。
生前当時のガボールファミリーは“ファミリー”と言う名を使っていてもそれは一種の比喩であります。
家族と同じくらい親しいという意味合いはあっても家族そのものとは異なるものだったのですから。


現状を観察すれば分かりますが、ガボールナギー氏死後当時の“ガボールファミリー”だった職人は全てGaboratoryを離れました。このことはガボールを中心とした少数精鋭の職人同士の結束が無くなったことを意味します。すなわち生前当時から一貫していた本来の意味でのブランドコンセプト=“ガボールファミリー”は崩壊したのです(一貫性の断絶)。裁判資料にも書かれている通りブランドが一時期活動を停止したのもこの時期です。


生前と死後においてブランドそのものが同一のものであると言う一貫性を保つためにはある部分を巧妙に変えなければなりません。
それが“ファミリー”という言葉の意味です。
“ガボールを中心とした職人の結束”から“血縁関係”へ
生前時代から続いていたブランド展開を死後も継続するためには、昔から謳っていた“ファミリーの絆”というスローガンを氏亡き後も徹底して繰り返す事で周知させなければなりません。“ガボールを中心とした職人の結束”から“血縁関係”へと元来のファミリーの意味合いを変えてでも一貫したブランドコンセプトを守ろうとしたのはそういう意味です。そうでなければ時間軸で見た場合ブランドの連続性が図れないのです。


これは生前当時から現在まで続く時間軸をたてにしたブランディング戦略の一貫です。しかも血でつながったものは原始的ではあるが非常に強い。
強力なブランディング効果が生まれます。


ガボール生前初期シングルスカルダガー画像


生前当時と同じものが今も続いている。
このことを維持しなければブランドが崩壊しかねないのです。
かんたんに言えば商売が出来なくなる


現在正規店の定員さんに
「生前のガボールと現行のガボールは何が違うんですか?」
と質問してみてください。


恐らく店員さんは
生前も現行も同じガボールです。」
と言うのではないでしょうか。


(そうは言っていても店頭に生前非売品が並べられてあったり、売り物である生前作品が現行品より値段が高いのは日本特有の本音と建前というヤツでしょうか?生前と現行が同価値であったなら同価格帯で販売するわけで非売品なんて物は存在しないはずですからね(^▽^)。)


生前作品と現行品を別物として一線を画すことを極端に嫌うのは上記のような理由からです。


今も尚効果的なように時間軸で構築したブランド戦略は強力です。
生前時代は当然Gaboratory internationalもGabor inc USAも存在しません。
時間軸を盾にしたブランディングは強力で後発組は覆せないのです。

例えば創業300年京都の老舗のお茶というブランドに最近出来た後発のお茶のブランドが勝てないのと同じです。300年の間今でも代々続くと言う部分はそれだけで独自性を持ちますからね。

生前当時からガボールファミリー(職人)が結束して行っていた全行程を
現在もガボールの全てを受け継いだ妻(ガボールファミリー=親族)が頑なに守り通している。こんな表現どこかで目にしたことがありませんか?
ファミリーの意味合いを変えることで極自然で流れるような印象を与えています。違和感が無いことが重要です。生前当時からのブランドコンセプト=ガボールファミリーは変わりませんがその意味するところは大きく変わりました。


図で表すとこんな感じでしょうか。

【ガボールファミリー=一貫したブランドコンセプト】

生前Gaboratory(ガボールファミリー=ガボール中心の職人の結束)

      ↓
<生前から現行までの一貫性・連続性の維持>
      ↓

死後Gaboratory(ガボールファミリー=親族・血縁関係

このロジックからすると
生前のGaboratory=死後のGaboratoryという形で形式上はブランドコンセプト(ガボールファミリー)は守られるわけです。元々のファミリーの意味合いを変えてしまっているのですから。

パスカル氏とマリアナギー氏の争いの根源はこのガボールファミリーと言うブランドコンセプトの意味を生前時と死後で意図的にすり替えたことに端を発しています。

生前ガボールファミリー=ガボールを中心とした職人の結束≠親族・血縁関係

奥さんはシルバーやレザーを扱う職人でもなんでもないわけですから元々のガボールファミリーだった人間からすると不自然なわけです。

生前当時のガボールファミリーのことは当時内部にいた人物や関係者複数人から話を聞くのが一番早く正確です。彼らはもはやGaboratoryを離れ何の利害関係も無い人たちですから、第三者の視点から当時のことをよく話してくれます。


今のガボールが一体どこで誰によって作られているのか?と言う疑問に対してもこのガボールファミリーという言葉の変容がネックとなっています。
ある人はこんなことを言うかもしれません。
「作っているはマリアさんと信頼の置ける少数のガボールファミリー。」
しかし、多くのファンは既にうすうす気づいてしまっているのです。
奥さんは昔からシルバーなんて作ってませんし、デザインもしていませんし、当時の職人もすべていないと。 じゃあ誰が作ってるのかと。
生前当時のガボールファミリーにいた人たちの証言とは正反対のことを言われるため上記のような疑問がわいたりするのです。


ブランドは時間軸をたてにした一貫性と連続性が必要と言うことをアメリカ版Gaboratryについて見てみましょう。
ガボールナギー氏死後、元ガボラトリーのスタッフだったスティーブガーラック氏らが中心となりGaboratory Internationalを立ち上げました。
立ち上げ当初はインターは割と好意的に迎えられていたと思います。
これは生前時からの一貫性を保とうと元ガボラトリーの職人集団と言う点を大きく打ち出した事が功を奏したと言えるでしょう。
しかし1点困ったことがありました。それはやはり生前からのブランドコンセプトであるガボールファミリーという言葉です。


Gaboratory International製ラージスカルリング


生前当時はガボールナギーと言う偉大なシルバースミスが存在し職人を取りまとめていましたが、ガボール氏死後、ガボールファミリーは家長役であるガボールのいない職人の集団になっています。

生前Gaboratory=Gaboratory Internationalと言うためには
ガボールファミリーというブランドコンセプトの意味を生前と死後で同じものだと言わなくてはならない。しかしながらスティーブは元来ガボールファミリーではありません。親族・血縁関係者でもありません。


ガボールを中心とした職人集団≠スティーブを中心とした職人集団。


このように生前当時から一貫していたブランドコンセプトはどうあがいても一貫性を保つことが出来ません。(血縁関係)と(ガボールのいない職人集団)のどちらがファミリーと言う言葉にシックリ来るかという言語感覚的な争いも結果を待つまでもありませんでした。

このように、氏亡き後どちらが本当のGaboratoryかをめぐってインクインターは争いますが、ご存知の通り血縁関係という強固なブランディングにガボールのいない職人集団インターは破れます。主亡き後の職人集団は主の名を冠したブランドコンセプトとは一貫性を欠いていたのです。
デザイン自体も生前作品と一貫性を欠いていたのも大きなマイナス要因です。
その後旧Gabor inc USAに移り、現在のアメリカ版Gabortory incへとなるわけですが、ブランド名だけを見ても生前当時からの一貫性がかけていることが分かると思います。


図で表すとこんな感じです。
【ガボールファミリー以下GF=一貫したブランドコンセプト】

生前Gaboratory inc (GF=ガボールを中心とした職人の結束)

Gaboratory International (GF=スティーブを中心とした職人集団)

旧Gabor inc USA (GF=???)

アメリカ版Gaboratory inc. (GF=???)
ガボールと聞くと二つに分かれたガボールについて自然とマリア側を思い浮かべてしまうのはこの様な時間軸をたてとした日本版Gaboratoryの一貫したブランディング戦略が功を奏している証です。
でもこれはある意味運が良かったと言えるのかもしれません。
なぜなら、もしガボール氏が独身だったらこの“血縁関係”という意味でのファミリーは使えなくなっていたのですから。
これはマリア氏が亡くなり後継者がいないと言う状況になっても同じです。
ブランドを存続させるためにも無理やりにでも奥さんを引っ張り出さなければならなかった事情があったのかもしれません。
もしマリア氏がいなかったら今の日本版Gaboratoryは現在の地位を確立できたでしょうか。
全く聞いたことも無い職人が作る日本版Gaboratoryの商品を購入したいと思ったでしょうか。
興味のあるところです。


ガボールナギー氏死後、彼に携わっていた職人の多くが独立する際、Gaboratoryとの関係を強調する形でブランディングを図りましたがその多くは上手くいきませんでした。
理由は簡単で上記に書いたように生前のGaboratoryでの仕事と現在の独立した後の仕事を時間軸で見てみると一貫性が無くブランド自体の連続性も無いからです。今成功しているガボールとかかわりのあったデザイナーや職人達は独自のUSPを確立しガボールと仕事をしていたことはそれに付随する形でのPRに留まっています。


血縁で結ばれたファミリーと言うコンセプトはともすると簡単に崩壊しかねない危うい側面を持っているということが上記から分かると思います。
例えば皇族の皇位継承問題からも推測してみて下さい。
強固なブランドの基盤を作るには偶然などに左右されないものをそのコンセプトに定める必要があります。

ガボールナギー氏がこの世にはいない以上、以前からのブランドコンセプトをそのまま継承することは土台無理があります。新生Gaboratoryがもし誕生するのであれば、過去にとらわれすぎているという批判を覆す為にも生前当時とは全く異なるブランドコンセプトの確立が求められます。
| 管理人 | ガボールのシルバー | 22:04 | - | - |
2つのGaboratory
最近、と言っても今年の夏ごろからでしょうか。
Gaboratoryのロゴを両方のブランドが使ってますね。
もしかしたら・・・と思っていましたが、Gabor inc USAのサイトに説明が書いてありました。
↓        ↓        ↓
http://www.gabor-silver.com/gaboratory-history.html


ここで語られている歴史はGaboratoryに携わっていた複数の方からも同じようなことを以前聞きました。概ね合っていると思います。
ただ最後の方で自分達に都合の悪いところは何にも触れてないけどね。


それにしてもすごいですね。
さすが投資会社というか日本のマーケットを如何にモノにするかということを虎視眈々と狙うしたたかさは見事というしかありません。
自分も結局最後はそうするだろうなと推測はしていましたが。


ガボラトリーというのはガボールナギー氏と唯一のパートナーパスカル氏が1994年に設立しました。
パスカル氏は知らない人もいると思うけどイタリア人で金持ちです。投資家ですね。
イタリアの良質な革って世界的に有名でしょ。
イタリアから革を引っ張ってきたり色々なビジネスをしています。
昔から金の無いガボールを資金面で援助していました。
ガボラトリーの創設者であり共同経営者でもあります。


嘘だと思うのならにGaboratory.comのドメインをWhoisなどで調べてみてください。
下記のように表示されるはずです。

[Querying whois.tucows.com]
[whois.tucows.com]
Registrant:
GABORATORY INC.
5555
los angeles, ca 90210
US

Domain name: GABORATORY.COM

Administrative Contact:
ZAZA, PASQUALE gaboratory@gmail.com
5555
los angeles, ca 90210
US

今も昔もGaboratory.comのドメインの所有者はパスカル氏です。
写真を掲載しようと思ったけど本人からOKが出なかったので断念。

で、ガボールの奥さんのマリアナギーさんとこのパスカルさんは実は犬猿の仲。
相方が亡くなった後、突然カミさんが出てきたわけですから、気まずいですわな。
主亡き後パスカルさんのいない間に型持ってトンズラしたり昔からトラブルが耐えなかったのね。一時は本当に音信不通になったりしたようです。
最近はどうか分からないけどね。


で、当然パスカルさんはGaboratoryを立ち上げる際に全資金を投資しているわけですから本国のGaboratoryの筆頭株主でもあるわけです。
当然共同経営者として権利も持っているわけです。今も昔も。
日本でどうこうっていう話ではないですよ。本家大本の話。
アメリカのGaboratory内での話です。


そこに目をつけたのがGabor inc USA.
日本の裁判でにっちもさっちも行かなくなったものだから今権利を持っている人間を抱え込もうとしたんだろうね。そうしたら商標も使えるもん。
「ブランドを統一しようぜ!ジャパンで儲けようぜ!」
一緒になりました。はい。


念願叶ってアメリカではパスカルさんが権利を持っていたGaboratory IncとGabor inc USAが一緒になりGaboratory Incに統一されました。
めでたしめでたし。


以上のことを簡単にまとめると、結局裁判で勝てそうもないので商標を持っていると思われるパスカルさんに擦り寄りました!ということでしょう。
いつの時代も敵の敵は友なのです。(^▽^)


もうギウサなんて呼ばせないぞ!ヽ(`Д´)ノ
晴れて正真正銘のGaboratoryの名前が使えるんだい!・・・ってな具合です。


そういえば最近、恵比寿では見かけないようなGaboratoryのロゴが入った商品を見かけませんでしたか?キャップやらニット帽やら。アレも色々あるのですが詳しくはここでは書きません。


以上の話を図で表すとこんな感じかな。

マリア・ナギー=Gaboratory Inc
    VS
(パスカル+Gabor inc USA)=Gaboratory Inc

ありゃりゃ、Gaboratory Incが2つになっちゃった。
どっちが本当のGaboratoryなの?っていう質問はナンセンスです。
元をたどればどっちも本当のGaboratoryなので。
強いて言えば現在日本版Gaboratoryとアメリカ版Gaboratoryが二つ生まれているような状況と言えるでしょう。
自分が意外だなと思ったのはパスカル氏が旧Gabor inc USAの申し出に応じたというところです。


当然パスカル氏とGabor inc USAのブランド統合の話は日本のGaboratoryは聞かぬ存ぜぬでしょう。もうひとつのアメリカ版Gaboratoryが何をしようとも無かったこととして扱うんじゃないかな。そもそも日本のGaboratoryがパスカル氏とコンタクトを取っているかどうかも不明です。日本版Gaboratoryとアメリカ版Gaboratoryが一つになるということはないと思います。


仲の悪いマリアナギー氏とパスカル氏が一緒になり、尚且つ現在日本のGaboratoryを統括している会社とアメリカでGabor inc USAを統括している会社が合併して一つになる事はよほどのことが無い限り考えられません。裁判までしてたわけだから。どちらかの経営が破綻して吸収合併というのならありえますけどね。イヒヒ


でも良く良く考えてみてください。
この現行の両Gaboratoryの経営者って両方日本人じゃありませんか?
結局日本人のブランドなんですよ現行のGaboratoryは。
今は亡き師のなんちゃらを忠実に受け継いで云々言ってるけど結局は日本の利権をめぐって日本人同士が争ってるわけ。ある意味ドメスやね。


このブログをよく読んでくださっている方は気づいていると思うけど、
自分はそのことを今から3年前の2006年12月7日の記事で書いています。
サイト立ち上げから一貫して生前にこだわっている理由がわかると思います。
結局のところ本質を追求していくとガボールは生前作品しか残らなくなるのです。


アメリカ版Gaboratoryが統一されて一つ良いこと(?)として考えられるのが作りが良くなる可能性は出てきます。Gabor inc USAファンには良いことですね。それから一般的に販売されていない作品が出る可能性もあります。あと旧Gabor inc USAのTバーは今のようなGaborではなくGaboratoryの文字が刻まれる様になると思います。現時点で考えられるのはこんなところでしょうか。
| 管理人 | ガボールのシルバー | 21:39 | - | - |
海外通販サイトの先駆けPacific Shopper
パシフィックショッパーというサイトをご存知でしょうか。
www.pacificshopper.com

現在はそのサイトはありませんが、ある程度シルバーに興味があり当時からインターネットを使っていた人には懐かしいサイトという位置づけかもしれません。
最近シルバーアクセサリーに興味を持った人は知らない人もいるかもしれませんね。

海外のブランドを現地で探してもらい日本に向けて発送してくれる言わば海外通販の先駆け的なECショップでした。
今でこそ、BWLのBill Wall Worldなどがありますが、シルバーアクセサリーに関しては当時はこのようなサイトは存在しなかったように思います。

主にアメリカ西海岸のブランドを扱っており、扱うブランドもヴァンアンバーグ、アーティテュード、キングベイビーなど玄人好み?のシルバーが多いのが特徴でした。
中でもヴァンアンバーグのレザーは自由にカスタム出来るところから人気を博していました。
自分も数点オーダーしましたが、自分好みで素材選びからデザイン、機能性を考えて財布等をオーダーするのは楽しかったです。また作品が完成するまでの待ち遠しさがいい感じでした。ギャラリーも豊富でいろんなカスタムが見られるサイトでしたね。

そんなパシフィックショッパーでも実は生前のガボールを販売していました。
昔ガボールと購入のあったキングベイビーのミッチェル氏からの提供品など当時ガボールナギー氏と交友のあった関係者からの作品が多かったです。

ガボール生前初期ネックレス&ウォレット

以下、サイトに記載してあったアイテム詳細です
キングベイビーのミッチェル・バインダー氏からの放出品、ガボールのバッファロースキンウォレット/ユーズドとスカルプドオーバル+ブルドッグモチーフのチョーカーのセットです。ウォレットは中期の物と思われます。フラップの形は当時ウォレットの製作に携わっていましたジェリー・ヴァンアンバーグ氏とも確認しましたが、彼の製作していたスタイルです。しかしライニングはミシン縫いで、このウォレットはジェリーが作ったものではなくジェリーが製作を止めた後にガボラトリーで製作された物と思われます。チョカーは首回りが約36cmで小さめです。写真の様にチョーカーを短かめのウォレットチェーンとして使うのもアイディアかと思います。ギャランティーカード、保証書等はございません。この当時のガボールの製品にはギャランティーカード、保証書等は付属していないと言うことです。従いまして現品のみのお渡しとなります。入手先はロックバンド、モントレークルーのドラマー、トミー・リー氏の友人でバンド、"KORN"のロードマネージャー、スティーブ氏からミッチェル・バインダー氏に渡っています。この商品に付きましては"AS IS"=「現状そのまま」での発送、ノークレーム+ノーリターンでお願い致します。御質問等ございましたら何なりとお問い合わせくださいませ。

ガボール生前初期ブルドッグ&スカルプネックレス
首回りが約36cmのネックレスとの事ですが、これを自分の首にはめたら窒息します。モゴモゴ
ガボールの作品にたまにありますがこれらのネックレスは大型犬などのペット用のに作られた物かなと思います。
36cmって実際に図ってみると分かりますが非常に短いです。
通常のチョーカーが45cmくらいからですから女性向けとして製作されたのであれば女性でもそこそこ痩せ型の人でないと難しい気がします。


ガボール戦前初期ブルドッグネックレスブルドッグ拡大画像
ブルドッグの拡大画像です。
同型ブルドッグはシルバーアクセ最強読本2の112ページにもありましたね。

ガボール戦前初期ブルドッグ&スカルプネックレスマルカンTバー
ネックレスのマルカンとTバー画像です。
スカルプテッドオーバルのエッジもシッカリしており状態の良さが伺えます。
このネックレスをウォレットチェーンとして使うのは中途半端かな。


ガボール戦前初期ブルドッグ&スカルプネックレス裏側画像
ネックレスの裏側です。ブルドッグの裏側には刻印は施されていません。
今まで見てきたネックレスに使用されているスカルプテッドオーバルはほとんどが片面彫りでした。

上記ネックレスのほかにも生前のスカルワイヤーバングルやギターのストラップなど関係者御用達のアイテムが販売されていました。(詳しくは下記参照)

ガボールブルドッグネックレス&生前中期ウォレット

その他ガボール&クロムハーツアイテム

残念ながら2008年2月を最後にサイトはリニューアル目的で閉鎖されましたが、是非また復活して欲しいものです。
今後このような現地に日本語でオーダーできるサイトというのは増えてくるといいですね。
| 管理人 | ガボールのシルバー | 00:47 | - | - |
ガボール生前初期ジュエリーボックス
ガボールナギー氏生前初期に特注で製作してもらったジュエリーボックスです。
前回、ガボール生前初期スカルアイアンクロスボタンでも記載しましたがガボールシルバー単体ではなく何かと組み合わせることによってガボールの世界観が広がっていくのですが、ジュエリーボックスもその良い例だと思います。

ガボール生前初期ジュエリーボックス全体画像

1992年製、黒の円筒上形ジュエリーボックスで素材は牛革です。
このジュエリーボックスという物はそれこそ職人が一つ一つ手作りしているような物なので大量生産できません。
ジュエリーボックスの偽物というのは見たことが無いですね。
これを製作するにはそれなりの技術がいるのでしょう。

ガボール生前初期ジュエリーボックスクロス拡大画像

上蓋のセンターには故ガボール氏が製作したプレイングルーヴドラージクロスが取り付けられています。綺麗なクロスです。
ほぼデッドストックのジュエリーボックスなのでこのクロスもまだ輝いています。ジュエリーボックスにはガボールのシルバー有りと無しがありますが、購入するのであればシルバー有りの方をお薦めします。

ガボール生前初期ジュエリーボックス|グレッグサイン画像

裏側にはガボラトリーのレザー職人だったグレッグ・エヴァレット氏のサインがされています。何度も革をたたき出して製作するこのジュエリーボックスはグレッグ氏の専売特許です。使用されているレザーの種類は牛革からアリゲーター、スティングレーと様々です。

ガボールナギー氏死後Gaboratory inc USAではジュエリーボックスは生産されていません。Gaboratory International時代にいくつか生産したようですが、ガボール氏死後Gaboratoryネームでのジュエリーボックスは1999年以降生産中止と考えてよいでしょう。

グレッグ氏は今スターリンギアでジュエリーボックスを製作しています。
他ブランドでその才能をいかんなく発揮してその技術を継承して欲しいです。

ガボールのジュエリーボックスでガボールのシルバー付きをお薦めするのは、
スターリンギアなどの他ブランドで製作されたジュエリーボックスとは異なることが一目で分かるからです。ガボールの全盛期に製作されたものは数が限られており、生産性がありません。当時一つ一つ製作された作品は全ての作品において美を追求したガボール氏のこだわりが凝縮されています。
現在ジュエリーボックスは正規店などでも販売はしてくれるようですがそれなりのコネがないと難しいようです。

ガボール生前初期ジュエリーボックス|収納画像

サイドにはいくつ物鋲が打ち込んであり、雰囲気が出ています。
ガボールをアートとしてみた場合このような小物入れはいいですね。
こだわりの革製小物が好きな人にはたまらない逸品です。
別にガボールのシルバーを入れなければならないというわけではないです。
もちろん入れてもいいですが時計や貴重品を保管しておくのにも便利です。
さりげなくインテリアとしてこのような重厚な小物入れがあるだけで部屋の雰囲気が変わります。
数あるガボールの作品からジュエリーボックスまでこだわる人はとてつもなく上級者だと思います。気にしない人は全く興味を持たない芸術品がこのジュエリーボックスです。
| 管理人 | ガボールのシルバー | 03:18 | - | - |
ガボール生前初期スカルアイアンクロスボタン
古き良き時代のガボールを紹介している当サイトですが、正規店ではまず売ってないようなものがこのスカルボタン。
ガボールナギー氏が製作した1990年頃のスカルアイアンクロスボタンです。
このボタンはガボールコレクターの中では比較的認知度のあるものでしたが、現物を見たことがないという人も結構いると思います。

2000年に発刊されたFREE&EASY別冊「ライダースジャケットを着る人生」というムック本があるのですが、その中にBWLのビルウォール氏が製作したレザーパンツが掲載されています。そのフロントボタンにこのスカルボタンが取り付けられていて世に知られることになりました。股間にスカルボタン4連発って言うのもすごいですが、とにかくそんな古い時代の作品です。

ガボール生前初期スカルアイアンクロスボタン|正面画像

分厚いアイアンクロスにハッピースカルがオンしたシビれるボタンです。
ビンテージガボールって感じがしますね。

重さもずっしりしていて非常に重量感が感じられます。
通常のスカルピンズやスカルビーズよりも重いんじゃないかな。
ボタンとしての用途はどこまであるのか分かりません。
装飾品として考えた方がいいかも。
そもそもボタンオールが大きくないとこのボタンを通すことができないと思います。

糸を通す穴が5mmほどあるので糸というよりレザーコードで衣類を留める感じです。ボタンホールはタタキが入ったチゼルド仕様。

ガボールナギー氏が亡くなって今年で10年が経ちまして、
メモリアルアイテムなどが販売されていますが、似てません?
デザインがこのボタンに。イヒヒ
ちゃんと元ネタがあるんでしょうね。

ガボール生前初期スカルアイアンクロスボタン|斜め画像

1980年代後半から1990年代初頭にかけてこれらのボタンがBWL製のレザージャケットに取り付けられていました。
ジッパープルにしろガボールのデザインは衣類の装飾品として使えるだけの汎用性があるんですね。この汎用性が様々なカスタムアイテムを生み出していきます。
例えばブーツのストラップやバイクのシート、シフトノブにいたるまで比類なきガボールの世界観を生みだす源泉とも言うべきデザイン性の高さです。


ガボール生前初期スカルアイアンクロスボタン|5つ

屈強なBWLのレザージャケットにガボールのシルバー。
異なった物同士を組み合わせそれぞれお互いの良さを引き出すという文化がシルバー創生期にはありましたね。
資本の論理が幅を利かせるようになるとお互い生き残りをかけていますのでこのようなコラボレーションはし辛くなるのでしょう。懐の深さみたいな物が無くなってしまった以上、ガボールは終わったんだなと実感します。

BWLはGabor inc USAとコラボしたようですが、どうなのよ!?って感じですかね。往年のファンからしてみれば。でもこの事実が現在のGaboratory inc USAとBWL社の関係を物語っているんだと思います。
もったいないですね。これだけ良いデザインなのに。
でも伝説っていうのは古き良き時代の出来事を後世の人が伝えていくことだから通常はピリオドが打たれた後に伝説が生まれるのです。
ガボールは伝説のシルバーブランドです。
| 管理人 | ガボールのシルバー | 03:27 | - | - |
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